三井不動産

参加人数 “増し増し”の総勢628名。半年の活動の成果が問われるPOTLUCK FESの収穫祭をレポート!

2023.10.12(木) 21:44
参加人数 “増し増し”の総勢628名。半年の活動の成果が問われるPOTLUCK FESの収穫祭をレポート!

秋と言えば全国で収穫祭が行われる「祭り」のシーズン。9月29日、地域経済創発プロジェクト「POTLUCK YAESU」の拠点である東京ミッドタウン八重洲でも、「POTLUCK FES’23 Autumn」が開催されました。

「POTLUCK STAGE」「CULTURE STAGE」「SOCIAL STAGE」「BUSINESS STAGE」の4つのステージで行われた15のセッション(オープニングセッション含む)には地域経済に関わる総勢47名のプレイヤーが集い、それぞれのテーマで地域の未来についてトークが繰り広げられました。

POTLUCK YAESUプロジェクトのスタートとともに開催された「POTLUCK FES’23 Spring」から約半年。この半年間、全国各地で活躍する地域のプレイヤーの皆さまと出会い、対話させていただいてきた結果が問われる、ある意味POTLUCK YAESUにとっての収穫祭とも呼べるイベントです。

当日は、北は北海道から南は沖縄まで全国各地から628人の方にご参加いただき、大盛りあがり。トークセッションの会場外では「おひさしぶりです」と旧交を温める場面が見られたり「はじめまして」と出会いがあったり、参加者の皆さんにとってのさまざまなきっかけが生まれる1日となったのではないでしょうか。

イベントの様子をこれから全4回にわたりお届けします。1本目となる今回は当日の会場の様子をレポート!

「Pロゴ」で埋め尽くされた会場で、準備は万端

12時から入場の受け付けを開始。受付スタッフ一同はPOTLUCK YAESU特製の法被を着てお出迎えさせていただきました。

受付近くには今回初の試みとなった協賛企業の社名が書かれた提灯が飾られています。インスピレーションをいただいたのは地域のお祭り。皆さん、お祭りで地元の企業やお店の名が書かれた提灯、目にしたことありますよね? あれです!

こちらは開場前の5Fスペース。今回は前回にも増してPOTLUCK YAESUの「Pロゴ」を増し増しで装飾させていただきました。

ここにも。

ここにも。

こんなところにも。

「POTLUCK FES’23 Spring」でも行った、訪れた皆さまによるお土産システム。今回はPOT-rackとしてパワーアップしてリニューアル。POTLUCK(持ち寄り)いただいた品々をアフターパーティーで振る舞わせていただくのに加え、持ち寄った方がレシートプリンターで顔写真付きの手書きメッセージを残せるようになりました。すでに前入りしていただいた登壇者の方のお土産品が並んでいます。

いよいよ、セッションスタート!そして小腹が空いたら……

13時になると4F会場でオープニングセッションがスタート!平日のビジネスタイムにも関わらず多くの方にご参加いただきました。

POTLUCK YAESUプロデューサーの山本雄生が聞き手となり、Bリーグチェアマンの島田慎二氏に「地域密着から地域愛着、そして地域創生へ。Bリーグの「ココロ、たぎる」挑戦。」というテーマでお話いただきました。

W杯の成功で注目を集めるバスケットボール。スポーツはどのように地域に力を与えてくれるのでしょうか。もう少し詳細な内容は追ってレポートさせていただきます。

そして14時を過ぎると本格的に来場者の数が増え、会場はどんどんと「お祭り」らしい様相へ。

そしてそろそろ小腹が空いてくる時間。そんな参加者をおもてなしさせていただいたのが……、

もうPOTLUCK FESではお馴染みのにぎりびと、神谷よしえさん。ライフツーリズムを提唱して全国でおにぎりを握る活動をしている神谷さんが、今回も参加者におにぎりを振る舞ってくださいました。

POTLUCK CARAVAN in 宮崎にもご登壇いただいた一平ホールディングス代表の村岡浩司さんも九州から駆けつけてくださいました。九州パンケーキは九州のほかに台湾やシンガポールなどのアジアには進出しているものの東京には出店していません。東京で食べられるのは本当に貴重な機会なんです。

こちらは農ライファーズさん。広島県竹原市田万里町で、農業で限界集落を再生することを掲げ立ち上げたブランド「田万里家」の米粉ドーナツ。写真左の杉本彩織さんが「田万里家」のブランドマネージャーです。

こちらは千駄木の和菓子店「薫風」のつくださちこさん。和菓子と日本酒のマリアージュを提案することをコンセプトにしてらっしゃいます。まだ酔い潰れるには時間が早いですが、皆さんがお土産で持ってきてくださった地酒を合わせてみたい……。

同時に「SOCIAL STAGE」「BUSINESS STAGE」「POTLUCK STAGE」「CULTURE STAGE」の各ステージのセッションも白熱。

同時に4つのステージでセッションを行った今回のイベントでは参加者の最大の悩みはどうしても参加できないセッションがでてきてしまうこと。まあ、それもフェスの醍醐味ということで……。

それぞれのセッションのダイジェストも以降のイベントレポートでお届けしますので、もうしばらくお待ちください。

地域と地域が溶け合うメインイベントへ

そして秋の日が暮れて、19時頃になるとすべてのセッションが終了。しかし、ここからがPOTLUCK FESの本領発揮。影のメインイベントといっても良いかもしれません。

全国各地から集まった参加者の皆さんが今日1日セッションを聞いて感じた問いを持ち込み、対話して、創発が生まれる場。アフターパーティーです。

まずご紹介したいのは、今回初の試みとなったDJチームの存在。軽快でありながら心地よく会話を楽しむことのできる絶妙な塩梅のサウンドが会場の空気を彩ります。

実は今回のPOTLUCK FESのサウンドパートナーは豪華すぎる布陣。勝田達さん(Audem Inc. 取締役 / ONE PARK FESTIVAL Co-founder)、SHACHOさん(SOIL&”PIMP”SESSIONS、Musician / DJ / Festival Organizer)、SACHIPOさん(DJ)にご協力いただきました。

この豪華布陣が実現したのはひとえに勝田さんのご協力のおかげ。勝田さんはDJでありながら地元・福井でONE PARK FESTIVALという音楽フェスを立ち上げ8億円の経済効果をもたらした仕掛け人でもあるのです。詳しくは下の記事をご覧ください!

駅徒歩3分の音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」に学ぶ、8億円の経済効果より価値あるもの

そして多くの人で賑わう会場。登壇者の方々にもご参加いただき、いたるところで会話が生まれます。

料理は東京ミッドタウン八重洲5Fのチカバキッチンさんが腕を振るいます。

中国の禁輸政策の影響を受けた、国産ホタテなど、地域への応援の品も。

こちらのイノシシ肉は、ほうきのジビエ推進協議会さんのご提供。会場では地元猟師さんと一緒に活動についてのご説明もいただきました。

地域の魅力の一つである食材。各地域の恵みに舌鼓を打ちながら、地域の話に花を咲かせる素晴らしい場になりました。

忘れてはいけない、皆さんに持ち寄っていただいたお土産品。いただいたメッセージとともにアフターパーティーでいただきます。さすが皆さん地元ということで、東京では見かけない珍しい品々が並びました。

今回もやっぱり多く持ち寄っていただいたのは日本酒。POT-rackでコミュニケーターを担当いただいた八重洲にあるBAR「THE FLYING PENGUINS」の店長兼コミュニティマネージャーの佐藤奈央子さんが自ら振る舞ってくださいました。

最後は集合写真で。また八重洲でお会いしましょう!

そろそろ楽しい宴もお開きの時間。どれだけ楽しい時間だったかはこの皆さんの表情を見ていただければお分かりになるのではないでしょうか?

アフターパーティーが終わる21時まで、多くの方が残り、楽しんでくださいました。その事実に運営一同、感無量でございます!

「POTLUCK FES’23 Spring」はPOTLUCK YAESUのスタートとともに「はじめまして」の意味を込めて開催しました。

POTLUCK YAESUのプロジェクトが本格的にスタートして、第二回目として開催した「POTLUCK FES’23 Autumn」。セッション数も参加人数も増え、またこの場で語られた問いの密度もより濃いものとなりました。

ここで「はじめまして」「ひさしぶり」と生まれたつながりがそれぞれの地域を動かす力となり、日本の地域経済が元気になる一助となれば幸いです! そして来春に(たぶん……)開催されるだろう「POTLUCK FES’24 Spring」でまた皆さんにお会いできるのを心より楽しみにしています。参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!