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駅徒歩3分の音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」に学ぶ、8億円の経済効果より価値あるもの

2023.03.30(木) 12:21
駅徒歩3分の音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」に学ぶ、8億円の経済効果より価値あるもの

福井駅から徒歩3分の福井市中央公園で開催される音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」。県内外から観客が集まり、その経済波及効果は8億円を超える(2022年実績)。運営には行政のほか、企業、そして地元のクラブシーンを支えるDJたちが名を連ねる。その関係性は上下ではなく、まさしく「ONE TEAM」だ。「ONE PARK FESTIVAL」運営の裏側を紐解いていく。

郊外化先進地、福井の抱える「空洞化」問題

幹線道路沿いに連なるロードサイド店舗、街全体を商圏としてカバーする巨大ショッピングモール。全国各地で進む郊外化は、地域の産業の重心を変え、時に都市の空洞化を引き起こす。

全国トップクラスの“郊外化先進地”とされる福井県でも、都市の空洞化は長年の課題とされてきた。福井駅周辺の商店街にはシャッターが閉まったままの店舗も多く、空いたまま埋まらないビルテナントも散見される。

「車社会なので、車で遠出するのが当然の行動になっているんですよね。郊外の大型ショッピングモールに出かけたり、金沢や大阪まで出かけて1日かけてレジャーと一緒に買い物を楽しんだり。そうなると福井市の市街地でお金を使う機会は少なくなり、だんだんと市街地の方は寂れていってしまいます」(まちづくり福井・岩崎正夫氏)

福井市の第三セクター「まちづくり福井株式会社」は2000年に設立されて以降、福井駅周辺市街地の活性化に取り組んできた。シャッターが閉まったままの店舗を若者に貸すなどの取り組みのほか、5~6年前からは公共スペースの有効活用にも取り組んでいる。

「市内を流れる足羽川周辺、福井駅前の屋根付き広場、あとはONE PARK FESTIVALが開催される福井市中央公園もそうですね。これまで上手く活用できていなかった場所に人が集まるようにすることで、街全体の魅力を増していく。そこに時間をかけて取り組んでいるところです」(岩崎氏)

福井市の中心で、音楽フェスを

福井駅から徒歩3分の位置にある福井市中央公園は、リニューアル工事を経て2018年に再オープン。リニューアル工事の期間は4年にわたった。その名の通り、福井市の中心に位置する大規模な公園の再開は多くの市民にとって待ち遠しいものだったに違いない。

リニューアルした福井市中央公園© ONE PARK FESTIVAL実行委員会

建設中の公園の傍らで1人、周囲とはまったく違う構想に考えを巡らせる男がいた。ONE PARK FESTIVALの発起人、勝田達氏だ。

「この公園で音楽フェスをやれたら、最高だよな」

勝田氏は福井市生まれ。広告代理店に勤務する会社員でありながら、福井市のクラブを拠点に活動するDJでもあった。ONE PARK FESTIVALの構想は地元の音楽仲間との何気ない会話からはじまった。

「福井市は小さな街ですが、独特なクラブカルチャーがあります。海外の有名アーティストも来日すると福井でライブをすることが多いんです。市内にはいくつかのクラブがあって、地元の音楽シーンの柱みたいな存在が何人かいます。そのメンバーで『そろそろ一緒にイベントをやろうか』というタイミングがあったんですよね。そのうちの1人がONE PARK FESTIVALの音楽顧問を担当したSOIL&”PIMP”SESSIONSの社長(アーティスト名)でした」(勝田氏)

ONE PARK FESTIVAL発起人の2人。左)勝田達氏 右)社長(SOIL&”PIMP”SESSION)氏

5人組ジャズバンド、SOIL&”PIMP”SESSIONSの社長は福井県出身のアーティスト。SOIL&”PIMP”SESSIONSは英国・グラストンベリーフェスティバルへの出演など国内外で活躍するバンドだが、社長の地元福井でも福井駅前にある「響のホール」で年2回の「CROSS OVER JAZZ SESSION」というイベントを開催していた。

「もともとは『CROSS OVER JAZZ SESSION』をもっと大きなイベントにしたいと思っていたんです。それと同時に勝田たち地元のメンバーが福井市中央公園でフェスをやりたいと言っているのも聞いていて。僕がちょっとフライング気味にステージ上で『フェスやります』って宣言しちゃったんですよね」(社長氏)

地元福井で音楽フェスを開催する。その構想に向けて、勝田氏、社長氏に加え、DJ・オーガナイザーの林慶太氏の3名が発起人となり、理想の音楽フェスについて語り合った。

「今回のONE PARK FESTIVALのベンチマークにしたのが、以前SOIL&”PIMP”SESSIONSとして出演した『Kelburn Garden Party』というスコットランドの田舎町で開催しているフェスでした。まさに地元のお祭り、というイメージ。

有名なアーティストが演奏するステージのほかに、地元のお父さんや子どもが演奏する小さなステージもあって、アーティストのためのケータリングは地元のお母さんたちの手料理。かと思えば、古城ではプロジェクションマッピングがされていて、気持ちの良いハウスがどこからか聞こえてくる。アンダーグラウンドカルチャーと地元のお祭りが一緒になっているようなフェスでした」(社長)

音楽フリークだけでなく、ファミリー層も安心して楽しめる。音楽を中心としながら、地元の食や工芸などの文化も発信していく。「街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス」というONE PARK FESTIVALのコンセプトが徐々に形づくられていった。

ONE PARK FESTIVAL2022の様子 © ONE PARK FESTIVAL実行委員会

今、福井市に必要なのは?行政と解決すべき課題を共有

「いつかフェスをやりたい」と言っている音楽関係者は日本中に幾千といることだろう。そのほとんどが「いつか」で終わるわけだが──、とにもかくにも勝田氏らは動き出した。

公園で野外フェスを行うためには、福井市から使用許可を得なくてはならない。勝田氏は音楽関係の先輩であり、福井駅前でアパレル業を営む人物にそのことを相談した。すると、そこで紹介されたのが前出の「まちづくり福井株式会社」だった。

「無料で音楽イベントをするというのであれば、私たちもすぐにイメージできたと思うんです。でも有料となると、チケットを買った人だけが入れるようにしなくてはならないわけだから、公園を専有しなくてはいけません。それを行政が首を縦にふってくれるのか、というのが率直な感想でしたね」(岩崎氏)

ONE PARK FESTIVALのコンセプトは「街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス」。勝田氏はこの当時からこのコンセプトを掲げて、各所に交渉にあたっていた。福井市街地の持続的な活性化をミッションとする「まちづくり福井株式会社」にとっても、共感しやすいコンセプトだっただろう。

ONE PARK FESTIVALの構想が音楽関係者による「いつか」で終わらなかったのは、勝田氏が早期の段階から地域の活性化という旗印を掲げて、解決すべき課題とその価値を共有できていたことが大きい。

「最初から街全体を巻き込んでいくのは限界があるかもしれないけれど、継続していけば将来的には可能かもしれない。私個人としても期待を感じたし、魅力も感じたんですよね。ONE PARK FESTIVALの担当になった若手社員もすごく頑張ってくれて、福井市と交渉にあたりました。

最初から大きなことを言うと市の担当者を刺激してしまうかもしれないので、ゆっくりと。フェスといっても無茶する若者ばかりみたいなイメージじゃないですよ、とか。そうしているうちに福井市の担当者が費用の心配をしてくれはじめたんです。『公園全体を貸し出すといくらになる──』という具体的な話になり、『これはイケる』という感触をつかめたので、本格的にプロジェクトを進めることにしました」(岩崎氏)

資金調達が転じて、社長に就任

場所のほか、フェス開催にもう1つ不可欠なのが資金だ。ONE PARK FESTIVALの構想当初、共同発起人の林氏の所属企業が資金を出すという青写真を描いていた。しかし、諸事情によりその計画が頓挫。

先立つものがないのでは諦めるしかないかと悩んでいると、まちづくり福井を紹介してくれた先輩から「お前諦めるのか?皆でここまで準備したのに、お前はできることを全部やったのか?」と諭された。

そこで勝田氏は、ある人物に望みを託すことにする。前面には出ていないがONE PARK FESTIVALの開催、また勝田氏自身のキャリアも大きく左右することになった存在。それが株式会社ALL CONNECTであり、代表の岩井宏太氏だ。

福井県福井市に本社を置き、インターネット回線取次事業で国内トップシェアを誇る同社は、岩井氏が1代で築き上げた福井県を代表するベンチャー企業。

実はプロスノーボーダーとしても活躍をしていた勝田氏は、現役の頃に主催していた大会にスポンサードしたことがきっかけで、岩井氏とはかねてから親交があったという。勝田氏は岩井氏に声をかけ、ONE PARK FESTIVALへの協力を相談した。そして、結果的に支援を受けることになる。

ALL CONNECTで地域事業を統括する西川卓伸氏は支援を行うことになった経緯について次のように話す。

「実はALL CONNECTの地域事業はONE PARK FESTIVALをきっかけに生まれたものです。そのため当時、私が音楽フェスへ支援の決定に直接携わったわけではありません。

それを前提でお話をさせていただくと、我々は普段通信サービスを販売しているわけですが、Web上やコールセンターを活用して販売するため、実際にお客様の顔を見れる機会はほとんどありません。

でもONE PARK FESTIVALは、参加いただいたお客様の笑顔が直接見れる事業です。地域に貢献する事業を通じて、県民の方々や関わる皆さまの笑顔を直接見る機会があり、その点は代表の岩井としても地域に貢献しようと決めた大きなポイントになったのではないかと思います。

我々の経営理念は『社会をにぎやかに!』。地域に対して何か貢献したいという熱意は岩井も当時からあったようで、地域課題を解決するコンテンツの1つとして、可能性を感じたからこそ支援をする方針になったと思います。

加えて岩井は、事業として責任はもちつつもALL CONNECTまたオウデムの名前を会場で一切出さず、PR活動を行わないこととしました。今でもその方針に変わりはありません。そのようにすることで、行政の方々含めフェスに多くの方がご参画いただき、地域の力でONE PARK FESTIVALを創り上げていくこととができるようにとの願いを込めました」(西川氏)

前面に出ないとはいえ、福井県のなかでも有力企業であるALL CONNECTからの支援は資金面だけでなく、ONE PARK FESTIVALというプロジェクト自体への信頼にもつながった。

そして、ALL CONNECTはONE PARK FESTIVALを支援するにあたって、子会社を設立。実はその子会社が、現在勝田氏が代表を務めるオウデム株式会社だ。

「当時、ALL CONNECTは上場準備中でフェスのガバナンス体制をしっかりとつくることが大前提でした。子会社として企画・運営に携わればALL CONNECTと同様のしっかりとしたガバナンスを行える。でも子会社をつくるとそこに社長が必要になりますよね。それで『勝田、会社辞めちゃえば?』と(笑)」(勝田)

それまで会社員としての仕事とは切り分けて、個人のイベントオーガナイザーとしてONE PARK FESTIVALに向き合っていた勝田氏。ここからオウデム株式会社の代表として、プロジェクトにフルコミットするようになる。

「オール福井」を実現した、“地元のお祭り”型実行委員会

勝田氏と社長氏を中心とする福井県出身のDJ・オーガーナイザーチームに、第三セクターのまちづくり福井が加わり、さらには福井市が加わっていく。ALL CONNECTという基盤と推進力を得たことも追い風になり、ONE PARK FESTIVALの実行委員会はさながら「オール福井」の様相を呈していた。

「今、振り返ってみると、多くの方のお力添えで実行委員会の体制は非常に良いものになったと思います。名誉実行委員長には福井市長。実行委員長には、設立当時の福井市観光コンベンションビューロー会長。酒造組合の方やJRの方に副実行委員長になっていただきました。

第三セクターのまちづくり福井さんには運営事務局を担っていただき、音楽に関わるところは社長をはじめとするDJチームがしっかりとクオリティを担保する。

地域に密着したお祭りって、現場で運営する地元民のほか、行政や各種組合も名を連ねていますよね。ONE PARK FESTIVALの運営はまさにこの“地元のお祭り”のような体制になっているんです」(勝田)

“地元のお祭り”体制では、特に報連相を綿密に行った。フェスの開催までに複数回の実行委員会を開催して関係者と協議。また、警察、消防、保健所、公共交通機関、ホテル、行政などを交えた関係者団体会議で、警備計画、飲食店の営業許可、道路使用許可、アーティストの宿泊先手配など課題を一つひとつクリアしていった。

懸念される騒音の問題は、業界でも最先端のオペレーター、設備を導入しスピーカーの高さや角度を調整することで周囲への音漏れを最低限にとどめるように工夫。安心してもらえるよう、関係各所にできるだけ丁寧に説明をして回った。

プロジェクトが進んでいくうちに、勝田氏ら発起人メンバーだけでなく、まちづくり福井の担当者も、福井市の担当職員も、みんながフェスに前のめりになっていった。福井市の担当職員も承認や許可をするだけでなく、会場の設営の際には自ら体を動かして働いた。あまりにテキパキと動くものだから、周囲が驚いたほどだったという。こうして、ONE PARK FESTIVAL実行委員会の面々は、文字通り「ONEチーム」になっていった。

ONE PARK FESTIVAL実行委員会による会議の様子

ONE PARK FESTIVAL2019開幕。延べ約1万人が訪れる

その日はやってきた。2019年7月、第一回目のONE PARK FESTIVALが開催された。コーネリアス、クレイジーケンバンド、水曜日のカンパネラ、ウルフルズなどメジャーシーンで活躍するアーティストから、音楽フリークのツボをおさえた気鋭のアーティスト、地元福井で活躍するDJまで、タイムテーブルには幅広いラインナップが並ぶ。オオトリを飾ったのはもちろんSOIL&”PIMP”SESSIONSだ。

ONE PARK FESTIVAL2022でのSOIL&”PIMP”SESSIONSのステージ。第一回目以降、毎年オオトリを飾るのが恒例に © ONE PARK FESTIVAL実行委員会

「気持ち良かったですね。最後、自分たちがステージに上がったときに、観客の皆さんが声をあげてこちらを見ている光景は今でも覚えています。

またステージ制作においては、自分たちも出演者なので少しでもアーティストが良いパフォーマンスをできる環境を準備したいと思っていましたし、実際アーティストの皆さんからも好評いただきました。

あとアーティストの方からは『福井、良いところだね』『ご飯と水が美味しいね』と言っていただけることが多かったですね」(社長)

会場には2つのステージのほか、BARエリアでは福井県酒造組合による地酒が販売され、フードコートには地元の知る人ぞ知る名店が出店。物販エリアには越前和紙や漆器に陶芸品、鯖江のメガネなど福井の伝統工芸のプレゼンテーションとなるプロダクトが並んだ。キッズスペースには大型テントとトランポリンなどのアクティビティ。ステージから離れた場所で音楽をBGMに子どもを遊ばせるファミリー層も多く見られた。

ONE PARK FESTIVAL2022の様子 © ONE PARK FESTIVAL実行委員会

また、「街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス」というコンセプト通り、チケットと交換したリストバンドをつけていれば会場への出入りは自由に。ガイドブックを作成し、街の飲食店にもフェス客を誘導した。

ONE PARK FESTIVAL2019の来場者数は2日間で延べ約1万人。直接波及効果*は2 億3,945 万9,439 円。生産波及効果は4 億237 万8,478 円。合計6 億4,183 万7,917 円*の経済効果を生み出した

*直接波及効果 … 来場者消費(チケット消費、交通費、事前消費、宿泊費、飲食費、観光消費、イベント消費、土産・周辺消費)、制作費(出演費、広報費、会場設営・運営費)を元に算出

*生産波及効果 … 産業連関表に基づき関連産業に与える影響を算出

「飲食店の皆さんも最初は信じていませんでした。『いやいや、そんなにお客さん来ないでしょ』って。でも実際は開けているお店は満員で入りきらず、フェスが終了した後は『飲み屋難民』が生まれたほどでした。2019年は45%が県外からの来訪客で、正直そこまで遠方から多くの方が来てくださるとは思ってなかったです。遠方から来た方は宿泊されて、飲食されて、お土産を買っていかれてと、フェスがもたらしてくれる経済効果を改めて実感しました。

福井市の職員の方も第一回のフェスが終了してすぐに第二回はどうするんですか?と声をかけてくださったくらいで」(岩崎氏)

会場には市長のほか、当時知事選を終えたばかりの現・福井県知事の杉本達治氏も家族で訪れた。杉本氏が他の観客に混じってフェスを楽しむその様子は、アンダーグラウンドカルチャーとパブリックセクターという一見相容れない存在が融和した、象徴的なシーンだった。杉本氏は第二回以降、ONE PARK FESTIVALの名誉実行委員長に就任している。

ONE PARK FESTIVALは福井に何をもたらしたのか?

その後、ONE PARK FESTIVALは2020年にはコロナ禍の中で制限つきで開催。2021年はコロナ禍で中止を余儀なくされたものの、2022年は再び開催。福井県の恒例フェスとして定着するとともに、着実に地域との連携を深め、より大きな経済効果を生み出している。

ONE PARK FESTIVALが福井にもたらしたのは、経済波及効果だけではない。アンダーグラウンドシーン、パブリックセクター、企業が福井のために「ONEチーム」になったという経験。その経験が福井の社会資本となり、立場の垣根を越えて地域のために取り組むことを常態化させた。

ALL CONNECTはONE PARK FESTIVALをきっかけに地域事業を発足。子会社となった勝田氏率いるオウデムが福井県のアンテナショップの運営事業を手がけているほか、プロバスケットチーム「福井ブローウィンズ」を発足し、Bリーグへの参入を目指している。

また、ALL CONNECT及びオウデムとまちづくり福井のタッグは、駅前再開発事業へも引き継がれ、現在ONE PARK FESTIVALのルーツでもある「響のホール」の再開発の企画を検討している。ONE PARK FESTIVALがどうしても短期的な経済効果になってしまうのに対して、「響のホール」の再開発が完成すれば、年間を通じて、音楽が福井の街を活性化させていくことになるだろう。

そして、勝田氏はONE PARK FESTIVAL2023に加え、音楽フェス事業の新たな展開も目論む。

「福井と同じような課題、そして資源を持っている地域は他にもあると思います。実は既にお話をいただいている地域もあるのですが、今後はONE PARK FESTIVALのモデルを他の地域に輸出して事業を展開することも視野に入れています。ONE PARK FESTIVALでの経験を活かせる部分は活かして、各地域の特色に合わせてカスタマイズしていくことで、その地域ならではの音楽フェスをつくりあげていけたらと。そしてONE PARK FESTIVAL発祥の街として福井がまたフォーカスされるような、そんな将来もいいですね」(勝田氏)

(編集・執筆:野垣映二 写真:小池大介 写真提供:ONE PARK FESTIVAL実行委員会)