【6/18 オンライン開催】オープンファクトリーから考える、「仕事を地域へ開く」と何が起こる？｜POTLUCK TALK

地域がオープン化した先の産業創発

工場見学会や即売会などを通じて、地域にある産業を一般市民へ公開する「オープンファクトリー」の取り組みが日本中で広がっている。単なる企業PR活動の枠を超え、地域と産業の新たな関係性を築く契機となりつつあるのだ。市民には「地域にあっても何をしているのかがわかりにくい」ともいえる工場や産業が、その門戸を開放することで、どのような変化が生まれるのだろうか。

今回のPOTLUCK TALK（※）では、オープンファクトリーイベントを牽引する実践者を招く。愛知県尾州地域で「ひつじサミット尾州」をつくる三星グループ代表の岩田真吾氏と、大阪府八尾市で開催されている「FactorISM（ファクトリズム）」の総括プロデューサーを務める友安製作所の松尾 泰貴氏だ。そして、数々の地域、自治体の行政、観光アドバイザーを務める永谷 亜矢子氏も加わる。

オープンファクトリーには一定の成果も聞かれる。たとえば、外部の人々を受け入れ、気づきを得ることで、職人が自らの仕事への誇りを取り戻していく、という体験。あるいは、自社の工場見学が新規事業や採用につながった、というチャンス。産地の殻を破り、地域へ溶け込んでいくことは、「産業観光」という大きな枠組みの大切なパーツともなって、産業の持続可能性を高める一手となり得るようだ。
従来の地域活性化が「暮らしの訴求」に偏重してきたのに対し、「働く場」をオープンにしていく意義とは何か。産業集積地の特性を活かし、地域コミュニティと協働する産業のあり方とは。二人の実践者との対話から、オープンファクトリー化が促す地域と産業の好循環について探っていく。

POTLUCK TALKとは？

東東京ミッドタウン八重洲に拠点を構える「POTLUCK YAESU」では、オンライン配信＆リアル開催のトークイベント「POTLUCK TALK」を定期的に実施。私たちが目指している地域経済創発を促すべく、いま何をテーマに掲げて議論すべきなのか。参加者と共に考え、語り合う場を提供する。

おすすめする人

◎地域の経済創発事例に興味のある方
◎産業観光に興味のある方
◎地方でまちづくりに取り組んでいる方

出演者