【速報】POTLUCK AWARD 2026 最終審査進出者が決定!
POTLUCK AWARD(ポットラック・アワード)について
「日本最大級の地域経済の祭典」を掲げ、地域の未来に貢献するための活動に取り組む、日本国内の企業、NPO、自治体、個人などを募る「POTLUCK AWARD」。2026年度も全国各地から200件を超える熱いプロジェクトが集まりました。
一次審査を通過した13組の挑戦者たちは、9月2日に東京ミッドタウン八重洲で開催される「最終審査会」でプレゼンテーション審査を行い、グランプリが決まります。
地域の「今」と「未来」が交差する。そんな一日を過ごしたあなたは、単なる観客ではなく、次の挑戦へ仲間となっていく──「POTLUCK AWARD 2026」で得た出会いと共感が、地域経済創発の次なる連鎖を生み出すでしょう。
最終審査進出 全13プロジェクト
書類選考による一次審査の結果、下記13組が最終審査進出者として決定しました。(応募者名の五十音順 ※法人除)
1. 海士町未来共創基金
応募者:AMAホールディングス株式会社
活動エリア:島根県隠岐郡海士町
HP:https://ama-future.org/
プロジェクト概要:
本基金は、「人づくり」と「仕事づくり」の好循環を促進するために、ふるさと納税を原資とし、島の未来につながる事業へ投資・共創を行う仕組みです。2021年に設立、これまでに9事業を採択、一次産業・医療・食文化・観光など多様な分野で島の経済と暮らしを支えています。人口2300人の小さな島では市場も限られ、一般的な投資・起業の論理では動きにくい環境だからこそ、島の中で小さな営みが着実に増えることが、島の存続そのものにつながっています。申請条件は「海士町の未来につながること」と「投資額:下限500万円」のみ。本基金では経済性だけを判断基準にしていません。経済・社会・環境の3つのインパクトを採択基準に含め、医療インフラや農業、伝統的な製塩文化の継承など、島の持続可能性に不可欠な事業を積極的に採択してきました。人口減少・少子高齢化など日本の課題先進地である海士町での挑戦は、島の未来をつくると同時に、日本の次の時代を切り拓くことにもつながると信じています。
2. 挑戦者を地域で応援するインフラ『さかさま不動産』
応募者:株式会社On-Co
活動エリア:全国(主に、連携協定の締結地域、三重県、桑名市、松阪市、香美市、常総市、支局27エリア(気仙沼市、多治見市、八頭町、香美市、さいたま市、西尾市、伊勢市、豊田市ほか))
HP:https://on-co.jp/
プロジェクト概要:
さかさま不動産は、「物件」ではなく「人の想い」を起点にした空き家マッチングサービスです。従来の不動産は大家が物件情報を公開し、借り手が条件で選びます。一方、さかさま不動産では、借り手の「やりたいこと」や「地域で実現したい未来」を先に掲載し、その想いに共感した大家が「この人に貸したい」と手を挙げることでマッチングが生まれます。全国27地域に支局が広がり、自治体、大学、金融機関、商店街、地域住民など多様な主体が参画。空き家はカフェや福祉拠点、宿泊施設、地域交流拠点へと生まれ変わり、新たな雇用やコミュニティを創出しています。空き家対策に留まらず、移住促進、創業支援、関係人口創出など、地域課題を横断的に解決する「挑戦のインフラ」として展開しています。
3. たわわ
応募者:掛川東病院
活動エリア:静岡県掛川市
HP:https://www.kakegawa-higashi.com/
プロジェクト概要:
たわわは、掛川東病院が中心となり、医療・福祉・行政・企業・学校・住民が分野を越えてつながり、地域の健康と暮らしを共創するプラットフォームです。人口減少、高齢化、医療従事者不足が進む地域において、医療だけで課題を解決するのではなく、地域のソーシャルキャピタルを豊かにすることで、住民同士が支え合える地域づくりを目指しています。病院がゼロからコミュニティをつくるのではなく、既存の地域資源と協働し、カケガワトーク、ひまわりビール、POTLUCK、ビール腹診断、美尻フェスタ、ドクターフィットネス、ロマンディスコ、希望の丘マルシェなどを展開。食、運動、アート、音楽、商店街、企業活動を医療と結び直し、日常の中に健康とつながりが生まれる仕組みを育てています。地域で眠っていた資源を可視化し、次の挑戦が連鎖する土壌をつくる、地域医療発の創発プロジェクトです。
4. 地域生態系をつくる感動人口1億人プロジェクト
応募者:上川町役場
活動エリア:北海道上川町、東京都ほか
HP:https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/
プロジェクト概要:
上川町が提唱する『感動人口1億人』という言葉は、これまでのまちの取組みを言語化したものであり、これからの上川町のまちづくりの覚悟の表明でもあります。上川町をフィールドに、「住民」や「まち」を再定義していくことで、定住人口や市町村界に捉われず、交流人口や関係人口にも惑わされない、いわば地域のリソースや地理的要件などで勝敗がわかれるようなこれまでの地域経営モデルではなく、リソースが乏しくちいさなまちでも横展開可能で、地域がリソースをシェアし合いながら、暮らしと経済の循環をうみだしていく、新しい地域経営モデルを、さまざまな人の手で共創していくプロジェクトです。住民軽視や高齢者軽視、既存の地域産業軽視と言われかねない地方ではリスクの高い取組みではありますが、次世代のためにまちの未来をつくる、そして、その循環を創り続けていくことこそがまちづくりであるとの信念と覚悟を持ったまちの最重要プロジェクトです。
5. 不動産×リノベ×メディア=路地裏マイクロディベロッパー
応募者:株式会社旧三福不動産
活動エリア:神奈川県小田原市(駅前やメインストリートから少し脇道に入り、空き家・空き店舗が目立つ路地裏的エリア)
HP:https://93estate.com/
プロジェクト概要:
神奈川県小田原市の路地裏的エリアで「不動産×リノベ×メディア」を一体化した小規模エリア開発(マイクロディベロップメント)を展開している。採算が取りにくく大手資本が手を付けないこうしたエリアを、新しいものが生まれる余白として活かす取り組み。具体的には、路地裏の古い物件を仲介し、新しい使い手に合わせたリノベーションを行うことで、個人でも挑戦しやすい環境をつくり、新規開業・移住を後押しする。またウェブサイトや地図、フリーペーパーなどの自社オウンドメディアでは、物件情報に加えて、新たにできた店舗の魅力やストーリー、小田原の暮らしの魅力を発信することでエリアブランディングにつなげ、さらなる開業・移住希望者を引き寄せる。不動産、リノベ、メディアの三つの機能を有機的に循環させることで、路地裏に新しい店や人の流れが生まれ続けている。創業12年で130軒の店づくり、250組を超える移住者を小田原に呼び込んだ。
6. “限界集落”を“現代集落”へ
応募者:一般社団法人現代集落
活動エリア:石川県珠洲市真浦町
HP:https://villagedx.com/
プロジェクト概要:
100年後も豊かな営みとは何か、を、実験し実証する場所が「現代集落」です。それは、行き過ぎた資本主義や気候変動への抵抗であり、都市のオルタナティブを模索する活動でもあります。我々のフィールドは石川県珠洲市真浦町という場所です。この集落には、震災以前は40人、現在は4人しか住んでいませんが、四方を山と海に囲まれ、とても美しい風景と営みが広がっています。我々は、この集落を起点に、食やエネルギー、建築やランドスケープ、医療や教育など、を「豊かさ」をキーワードに根本から見つめ直し、人間が生活していくために不可欠なものをどのように次の世代に引き継げるか考えています。大切なのは、原始に戻ることでなく、豊かな暮らしをどう次の世代に渡せるのか?そして、一つに偏るのでなく、右も左も、時間軸も行ったり来たりしながら実証し、実装させることだと思っています。そのためには、地域の文化を学びつつも現代のテクノロジーをどんどん使います。
7. 漁師町をまるごと宿に。住民とともに育む空き家活用分散型ホテル「satoyado くぼつ」
応募者:satoyadoくぼつ
活動エリア:高知県土佐清水市窪津
HP:無し
プロジェクト概要:
satoyado くぼつ。高知県土佐清水市・窪津地区、人口約350人の漁師町で、集落内の空き家3棟を改修し、一棟貸しの分散型ホテルとして2024年に開業しました。運営するのは、窪津共同大敷組合組合長で現役漁師の私(林千博)です。「漁師が運営する宿」をコンセプトに、釣りや魚おろし、定置網のお手伝い、朝の水揚げ見学など、観光地化されていない漁村の”日常”そのものを体験価値として提供しています。客室は集落に点在し、宿泊客は街を歩いて近隣の食堂・温泉・直販所を巡る。地域全体を一つのホテルに見立てる仕組みです。ハーフDIYにより1棟あたり約300万円から開業し、町内の方の協力で少人数でも運営費を抑え、過疎地でも自走できる事業として取り組んでいます。空き家・宿不足・漁業の担い手不足という複数の課題を、一つの宿で同時に解決する取り組みです。
8. LOCAL UPDATE 地域文化を持続可能にする事業インフラづくり
応募者:有限会社寿々瀧
活動エリア:新潟県
HP:https://suzugroup.com
プロジェクト概要:
SUZU GROUPは、「LOCAL UPDATE」をテーマに、約20年にわたり新潟県長岡市を拠点として地域文化を持続可能な形へ更新する取り組みを続けています。現在は13店舗・7事業を展開し、飲食、観光、発酵、教育、商品開発、Well-being事業などを通じて、地域に眠る価値を未来へつなぐ仕組みを構築しています。私たちは既存の文化や産業を守るだけではなく、現代社会に合わせて再編集し、新しい価値へ転換しています。味噌蔵を味噌ミュージアムへ、日本酒酒場を日本酒観光案内BARへ、社員食堂をWell-being文化事業へとアップデートし、地域文化が人を呼び、仕事を生み、次世代へ受け継がれる循環をつくっています。地域文化を未来へ残すために必要なのは保存ではなく更新です。人と人をつなぎ、文化と経済を循環させる事業インフラとして、持続可能な地域づくりに挑戦しています。
9. FactorISM
応募者:友安製作所 / FactorISM
活動エリア:八尾、堺、門真、東大阪、柏原、大阪市(都島区、平野区、生野区)、高石、和泉、大東、四條畷、三重県名張、三重県伊賀、摂津、松原、石川県小松市、東京都中央区
HP:https://factorism.jp/
プロジェクト概要:
大阪を中心に三重、石川県を含む15市域・約100社が参画する「FactorISM」(2026)は、まちこうばを一般公開する自走型のオープンファクトリープロジェクトです。「こうばはまちのエンターテインメント」を合言葉に、長年閉ざされていた職人の技術と情熱をひらき、産業都市の誇りを醸成しています。最大の特徴は、企業や行政、クリエイターなどの境界を越えて混ざり合う「和える」エコシステムです。補助金に依存せず、参加企業が自ら活動費を負担する「民主導」の仕組みを確立。ガチガチのルールを設けず「余白」を残すことで、大人の文化祭のように参加者が自分事として没入し、企業間の共同受注や新商品開発といった共創が次々と生まれています。単なる工場見学を超え、地域全体を一つのパビリオンに見立て、ものづくりから「まち、ひと、こうば、くらしを元気にする」持続可能な地域経済の基盤を構築しています。
10. 長門湯本の元湯 恩湯再生 地域固有のパブリックな生活文化づくりへ
応募者:長門湯守株式会社
活動エリア:山口県長門市長門湯本温泉
HP:https://onto.jp
プロジェクト概要:
山口県長門市・長門湯本温泉の公衆浴場「恩湯」は、600年以上湧き続ける自然湧出の泉源と、神仏習合の開湯伝説に根ざした歴史資本を持つ、地域の文化資本だ。しかし行政移管後の60年で経営課題は先送りされ、場所固有の価値は見失われていた。この資源に正面から向き合い「地域の文化を軸に経済を持続させるシステムをつくること」という問いを立て直したことが出発点だ。その問いが行政・金融・大寧寺・民間の意志を次々とつなぎ、2020年、地元旅館経営者らによる恩湯の「民設民営」が温泉街の再生とともに実現した。再建後の恩湯は温泉街の核として新たな連鎖を生む。2024年度より2年連続で単年度黒字化を達成。20年近く新規出店が途絶えていた温泉街に15以上の店舗・事業が誕生し、大浴場を持たずに恩湯を共有するSOIL Nagatoyumotoの開業、献湯式の復活・子ども湯道教室など教育・文化との連動——「暮らしから文化をつくる」というビジョンのもと、恩湯という場所の力が創発し続けている。
11. NoMaps
応募者:NoMaps実行委員会
活動エリア:北海道全域
HP:https://no-maps.jp/
プロジェクト概要:
NoMapsは、札幌・北海道から、テクノロジー、エンターテインメント、クリエイティブの力で世界をもっと面白く、より良く変えていこうとする人たちが集い、交わる、まちなか複合フェスティバルです。クリエイティブ産業の活性化と他産業への波及、創業支援、新産業の創造、投資の促進、クリエイティブな市民文化の醸成、札幌・北海道の国際的な知名度や魅力の向上を目指しています。札幌中心部の道路や地下空間、公開空地、施設など、街なかのさまざまな場所をジャックする形で開催され、2025年には86会場で多様なセッションやイベントを展開し、延べ58,000人以上が来場しました。2026年は11年目の開催として、これまで築いてきたネットワークを土台に、共創コミュニティの形成、都市型プラットフォームの強化、若者・学生・地域プレイヤーの参画拡大を進め、分野を越えた出会いと新たな挑戦を生み出していきます。
12. 【沖縄県読谷村】LOCAL CENTERED PFI(ローカルセンタードPFI)モデルの実現
応募者:株式会社飛翔の風
活動エリア:沖縄県中頭郡読谷村
HP:https://localpfi.jp/
プロジェクト概要:
沖縄県読谷村において、大手資本に依存せず、地元の中小零細企業が結集して官民連携事業を主導する「LOCAL CENTERED PFI(地元主体型PFI)」モデルです。大手資本がひしめく公募を勝ち抜き、地元企業5社を中心に設立したSPC「黄金環株式会社」が公共施設(総合情報センター)を整備。維持管理と20年間の図書館運営を担い、開館半年で村人口の8倍を超える35万人の来館者数、満足度95%を記録しました。さらに、地域の民間プレイヤー4者で設立した「株式会社飛翔の風」が、総事業費19.2億円で民間収益施設を開発。行政との「3者契約」の枠組みの中、利益43%の地域還元を表明しています。地域を愛し、深く理解し、地域の未来に直接的な責任を持つ地元企業が主導するからこそできるこの事業モデルは、富を地域内で持続的に循環させる実践的なパラダイムシフトであり、地域経済の自立と持続可能な循環型社会のリアルな形を証明しています。
13. 地域ぐるみで人の価値を高める「塩尻の人事部」が起こす人材循環
応募者:NPO法人MEGURU
活動エリア:長野県塩尻市
HP:https://meguru-shiojiri.studio.site/
プロジェクト概要:
長野県塩尻市を拠点とする「塩尻の人事部」は、企業単独ではなく地域全体で解決を目指す「人的資本経営プラットフォーム」です。NPO法人MEGURUが中核となり、行政、商工会議所、金融機関、大学など20以上の機関が連携し、組織の枠を超えた人材循環のエコシステムを構築しています。具体的には、学生のキャリア教育からシニアの活躍に至るまでの切れ目ない個人キャリア支援、採用から育成、組織開発に至るまで一社の枠組みを超えた法人の人事支援、産官学金の資金・人・情報を一気通貫した人材支援体制の構築など、あらゆる縦割りを超え「人への投資」を促しています。従来の「企業ごとに人材を奪い合うモデル」から、「地域全体で人を育て、循環させるモデル」への転換を図り、人口減少下でも持続可能な地域経済と一人ひとりが自分らしくはたらく社会の両立を目指しています。塩尻は「地域の人事部」のトップランナーとして、現在124地域に活動は広がっています。
最終審査会は「POTLUCK AWARD 2026」にて
ポットラック・アワードの最終審査会は2026年9月2日(水)に開催する「POTLUCK AWARD 2026」にて実施されます。
詳しくは以下の特設サイトをご覧ください。
POTLUCK AWARD 2026 特設サイト(外部サイト)
https://award.potluck-yaesu.com/
POTLUCK AWARD 2026 一般参加チケット(外部サイト)
https://potluckaward2026.peatix.com/