【3/25】「何が」地域にとっての「成功」なのか？地域がWell-beingを指標化する意義｜POTLUCK TALK

地域がWell-beingを指標化する意義

国の経済活動状況を示す指標として挙げられるGDP（国内総生産）は、1934年に経済学者によって発案されたといいます。「一定期間内に国内で産み出された物やサービスの付加価値の合計」と定義される指標は、そもそもは戦争や恐慌で失われた経済規模や、戦争を遂行する上で必要な軍事費の調達を、把握する目的で生まれたといわれます。

元来は、その国で暮らす人々や社会福祉の充実を図るのが目的ではなかったGDPから、今、改めて、新たな指標を設定し、国や地域のあり方を考える動きが出てきました。その一つが、「ウェルビーイング」です。国の骨太方針にも記載され、企業、地域で「ウェルビーイング」の向上が記載されるようになりました。今回は、地域における「ウェルビーイング」を掲げる意義、その先を議論していきます。

富山県は2022年2月に策定した成長戦略のビジョンに、『幸せ人口1000万～ウェルビーイング先進地域、富山』を掲げ、その実現を目指しています。富山県のウェルビーイング構想にも携わる、株式会社ニューピース代表取締役CEOである高木新平さん、組織の成長と働く従業員の豊かさの両立を目指す企業コンソーシアムである日本版Well-being Initiativeの立ち上げ、推進にも関わるEYストラテジー・アンド・コンサルティング シニアマネージャー松尾竜聖さんを迎え、「ウェルビーイング」は地域が掲げる新しい指標となるのかを議論していきます。

POTLUCK TALKとは？

東京ミッドタウン八重洲に拠点を構える「POTLUCK YAESU」では、オンライン配信＆リアル開催のトークイベント「POTLUCK TALK」を定期的に実施。私たちが目指している地域経済創発を促すべく、いま何をテーマに掲げて議論すべきなのか。参加者と共に考え、語り合う場を提供する。

おすすめする人

◎地域の成長戦略に興味のある方
◎地方で働くことに興味・関心のある方
◎ウェルビーイングや人的資本経営に興味・関心のある方

出演者