【8/19】「esse-sense Academic Talk」八重洲灯台談話会 vol.6
ゲスト:東京大学 大学院 理学系研究科 附属アト秒レーザー科学研究センター教授
岩崎 純史さん
研究「知」を社会に繋げるKnowledge Techカンパニー「エッセンス」と東京大学のURAとの協働で、8月19日にesse-sense Academic Talk「八重洲灯台談話会 vol.6」をお届けします。
今回お越しいただくのは、東京大学大学院理学系研究科附属アト秒レーザー科学研究センター教授の岩崎純史さんです。2023年のノーベル物理学賞は、アト秒というとても短い時間だけ光を出す実験的な手法を開発し、電子の動きを観察する新たな研究を可能にした研究者らに授与されました。アト秒とは、100京分の1秒と、とても短い時間です。
アト秒の光を発生させるにはレーザーが重要な鍵を握ります。「レーザーに興味を持ったのは学部学生のとき。色素レーザーからの光は、それまで見たこともない鮮やかな緑色や赤色をしており、文字通り”輝いて”見えた。そんなレーザー光を駆使して物質の性質や運動の様子を研究することは天職に思えた」と岩崎さんは語ります。
今回は、このアト秒という日常では触れることのできないものを、どのように捉えているのか現地でデモンストレーションも行っていただきます。それで何ができるの?なぜアト秒がノーベル物理学賞の対象となったのか、この研究があらゆる分野に広がっていく可能性をもっていることを共に学んでいきます。
みなさまのご参加をお待ちしています。
※夏休みスペシャルとして、いつもの企業人の方々に加え、小中高生などのご参加も大歓迎です。
ゲスト
岩崎 純史
東京大学大学院 理学系研究科 附属アト秒レーザー科学研究センター教授
1973年富山生まれ。2001年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了後、研究員としてCanadaの Laval University、理化学研究所(和光)、北海道大学大学院工学研究科、2007年4月より東京大学大学院理学系研究科 強光子場科学研究センター特任助教、准教授、教授を経て2022年4月より東京大学大学院理学系研究科附属アト秒レーザー科学研究センター教授、2023年4月より同センター長を務める。2022年にスタートした強光子場科学研究室では、強いレーザー場(強光子場)にある原子や分子の状態やダイナミクスを観察して、新しい光と原子や分子との相互作用を明らかにするとともに、さまざまな強光子場を発生するためのレーザー光源や現象を応用した分光法の開発を行っている。
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/people/iwasaki_atsushi/
イベント名称 | 「esse-sense Academic Talk」八重洲灯台談話会 vol.6 |
---|---|
ゲスト | 東京大学 大学院 理学系研究科 附属アト秒レーザー科学研究センター教授 |
開催日 | 2024年8月19日(月)18:30〜20:30 ※終了後、交流の時間を設けます |
会場 | 【東京会場】東京ミッドタウン八重洲 イノベーションフィールド5階 POTLUCK YAESU スタジオ 【オンライン会場】ZOOMを使用します ※オンラインでの参加には、視聴のための通信環境が必要です。 Zoom社の推奨システム要件はこちらから確認ください。 |
主催 | 主催:株式会社エッセンス 共催:三井不動産 POTLUCK YAESU 協力:NPO法人ミラツク、UTRA(The University of Tokyo Research Administrators) |
参加費 | ※事前参加登録が必須です ・一般参加(現地) :¥1,000(1ドリンクチケット付き) ・一般参加(オンライン):¥500 ・エッセンス研究者パトロン参画ユーザー(現地): ¥500(1ドリンクチケット付き) ・エッセンス研究者パトロン参画ユーザー(オンライン):無料
※パトロンは月額で継続的に研究者の自由な研究活動を支える新しい研究活動支援の仕組みです。 |
申込み | 下記サイトより申込みください |
プログラム詳細 | ■プログラム 18:30 イントロダクション、チェックイン 18:45 ゲスト講話&対談、QA 20:15 小グループに分かれた参加者ダイアログ 20:30 クロージング、終了 ※終了後、オンライン会場では交流の場を設けます
■八重洲灯台談話会 vol.6 企画 研究者コーディネート 馬場 良子 東京大学大学院理学系研究科 准教授 / 東京大学シニアURA
■進行 株式会社エッセンス 事業開発/場づくり・コミュニティ開発 尾田瞳(おだ ひとみ) 三井不動産の法人向けシェアオフィス事業のコミュニティマネージャーやNewsPicks New Schoolの企画・運営、神山まるごと高専の立ち上げに関わる。今春よりエッセンスに参画し、研究者と社会のコミュニティにおける、継続的な接点づくりと新たな価値創出に邁進。東京在住、3児の母。
【エッセンスについて】 2021年3月に沖縄県所在のOIST(沖縄科学技術大学院大学)に本拠を設けて設立。2021年9月より、基礎・応用、自然科学・人文社会学・社会科学の多様な領域の研究者に焦点を当てたWEBメディア「esse-sense」を運営。2023年9月に、研究者に継続的な資金提供を行い知の循環を生むための月額パトロンサービス「esse-sense」をリリース。独自アルゴリズムによる視野が広がる情報との出会いを提供する推薦システムを開発・導入するなど、テクノロジーの力で、研究「知」と社会をつなげるKnowledge Techスタートアップ。 |